豊かな伝統の歴史
ユーコンの先住民は、約1万年前、アジアと現在のアラスカの間に陸橋が存在した時代に、ベーリング海峡を渡ってこの地にやって来ました。また伝説の中では、ユーコンには神話の中の「クロウ(カラス)」という生き物が世界を創造して以来、人々が住み着いたといわれています。
ユニークな文化遺産
ユーコンの先住民族には、サザン・タショーニ、ノーザン・タショーニ、トリンギット、タギッシュ、カスカ、タナナ、ハン、グウィッチン族があります。また、イヌイットの人々の伝統的なハンティングの領域には、ユーコン北部が含まれます。土地や生き物や自然の力への敬意と豊かな口伝の伝統との組み合わせが、ユーコンの先住民の文化の基礎を形成しています。
自然と芸術の融合
先住民の芸術家や職人の作品は、彼らの絶妙の技能と、自然界や精神世界への顕著な洞察力に大きく関係しています。多くの有名な職人は、伝統的な手芸品である編み物やキルティング、織物、彫刻やビーズ作品を、芸術の分野にまで高めました。また音楽、ダンスや歌は、物語や劇、詩などを表現します。ビーズがあしらわれたモカシンやマクラックス(なめした皮で作ったスリッパやブーツ)は、町のギャラリーやお店で買うことができます。更にエキゾチックな先住民の彫刻やマスクや宝石は、枝角や木、骨や角、マンモスの象牙などを彫って作られています。